東京/横浜アルキテクト ー(13)ー

 

tokyostation1.jpeg丸ノ内のクラシック建築をあじわう

東京駅 ー2

 

ルネサンス様式の建築で最もお馴染みなのが東京駅丸ノ内本舎です。辰野金吾はオランダのアムステルダム駅を模してデザインしたといわれています。

ルネサンス様式とは15・16世紀にイタリアを中心に流行した様式で古典復興という性格を持っています。

古典とは紀元前のギリシャ・ローマ建築を指します。その特徴は水平美の追求とオーダー(柱の構成)などの厳格なルールにあり、明治期の日本の近代建築はこのモデルに習って建てられているんですね。

東京駅もルネサンス様式の特徴がよく現れていますが、単調になりがちな331mもの長さを克服するために、3箇所のエントランス部分には垂直性を強調するゴシック様式を採用しています。

ルネサンスにゴシックを織り交ぜて建築をつくりあげる辰野金吾独自のスタイルがよく現れています。

 

 

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現在の日本の社会では、「建築=建設業」という短絡的で視野の狭い見方が強く、建築の世界が長い歴史の中で培ってきた、本来の豊かな可能性に接する機会はこれまで意外と少なかったように思います。 そこで、東京・横浜アルキテクトと題して日本の近代建築の足跡をたどりながら、「人間の生活の器」として建築が社会に対して果たすべき使命を考察します。

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